c:\testフォルダの中のファイル一覧を取得するとします。
コマンドプロンプトで以下それぞれのコマンドを実行します。
☆ 隠しファイル、システムファイル、フォルダ(ディレクトリ)以外のファイル一覧を c:\aaa.txt に出力する場合。
dir "c:\test" /b /a-d-h-s > "c:\aaa.txt"
( /b は詳細表示せずファイル名のみ表示するスイッチです。
/a は表示する種類を指定します。d はフォルダ、h は隠しファイル、s はシステムファイルです。- は「それ以外」を示します。
> を使うと結果の出力先を画面からファイルに変更できます。ファイルは上書きされます。
指定ファイルが無い場合自動的に新規作成します。
このコマンドの実行結果はパスを含まないファイル名の一覧です。)
☆ 指定した拡張子( .doc )のファイル一覧を c:\aaa.txt に出力(上書きでなく追加出力)する場合。
dir "c:\test" /b *.doc >> "c:\aaa.txt"
( *.doc と記述することで拡張子を限定できます。
>> で出力ファイルを指定すると、既にファイルが存在する場合に追加記述します。
指定ファイルが無ければ > と同様に新規作成します。)
☆ サブフォルダのファイルも一覧に表示する場合。
dir "c:\test" /b /s /a-d > "c:\aaa.txt"
( /s スイッチを指定することで、サブフォルダのファイルも検索対象にします。
/s を指定した場合、結果はフルパスでの表示になります。
この例では /a-d と指定しているため、フォルダ自身は結果に表示されません。)
☆ 指定したフォルダをルートとしたフォルダ構成をツリー図で表示したい場合。
tree "c:\test" > "c:\aaa.txt"
( フォルダのみ表示され、構成に従ってツリー状に図示されます。)